【前置】キャンプのリュックに詰めるモノとは?
絶対に使わないといけない訳ではないですが、両手が自由になるのでキャンプではリュックを使う方が多いのではないでしょうか?
そんなリュックですが、あなたは何を詰めますか?
「もちろんキャンプ道具だろ!」
と思ったあなた、いやいや、キャンプはロマンですよ!って事は、リュックに詰めるものはロマンです。
って事はです!ロマンを詰めるリュックもロマン感溢るるモノにすべきだと、思いませんか?
え?思う⁈でっすよねぇ〜!
ってことで、今回はキャンプで使うリュックの選び方についてエトセトラエトセトラ。
おっきい事はいいことだ!おっきい事はいいことだ!
リュックと言っても大きさがいろいろありまして、容量をℓで表します。
一般的にキャンプの日数に対してリュックのサイズは
- 日帰りキャンプ: 20L~30L程度
- 水、食料、着替えなど、最低限の荷物を収納できます。
- 1泊2日キャンプ: 30L~40L程度
- テント、寝袋、調理器具など、泊まるための装備も加えます。
- 2泊以上のキャンプ: 40L~60L程度
- 長期滞在に必要な食料や着替え、予備の装備などをたっぷり収納できます。
と言われています。
が、キャンプごとにリュックを取り替えるのも面倒ですし、使わないリュックを置いておくような場所も必要です。
何より、数多くリュックを購入できるような裕福な方など数少ないでしょう。
ちょっと良いリュックを購入するとなると、軽く10,000円は超えてしまいますからね!
って事は、少しでも安くキャンプ道具を揃えようと思うなら、初めからデカめのリュックを購入しておけば、不要な出費も抑えれて、保管場所も必要ありません。
キャンプごとに荷物を入れ替える手間暇も要らなくて楽です。
思い切って60ℓくらいのリュックを買っちゃえば、後々にも使えるのでいいんじゃあないかなぁあ〜?と思います(個人的経験)。
「大は小を兼ねる」とは昔から言われますが、大きなモノを持っておけば、小も兼ねてくれるわけです。
そう思いませんか?奥さん?小さいより大きい方がいいですよね?
長く使うならロマン感溢るるリュックを選ぼう!
では、長く相棒として使うであろうリュックを選ぶとしたら、どんなリュックを選びましょうか?
有名なメーカーとか、人気のあるリュックとか色々ありますが、はっきり言える事があります。
長く使うなら、一目惚れしたリュックを使おう!
コレ。
ちなみに私が一目惚れしたリュックはこれでした。
YMCLKYオリジナル ドイツ軍タイプ 75LリュックサックというやつをAmazonで購入しました。
この無骨な感じ、モールシステムなど皆無の拡張性の無さ!75ℓと書いてるが、多分そんなに入らない潔さ!
しかも、中の仕切りが中途半端な感じで、荷物が入れにくいという「自分…不器用ですから…」と聞こえてきそうな男くささ!
もうロマンしか感じないでしょ?
ぼちぼち買い換えようかなぁ…。
一目惚れを買おう!とは言ったものの押さえておきたいポイント
一目惚れしたやつを買おう!とは言ったものの、多少は押さえておきたいポイントもあります。
そう言ったものもご考慮の上、一目惚れしてください。
リュックの素材を考慮しよう!
リュックの素材には大まかに以下のものがあります。
- ナイロン:
- 軽量かつ丈夫: ナイロンは軽量でありながら強度が高く、耐久性に優れているため、アウトドア用品によく使用されます。
- 耐摩耗性: 摩擦に強く、長期間の使用にも耐えられます。
- 撥水性: 多くのナイロン素材は撥水加工が施されており、雨や汚れをはじきやすいです。
- ポリエステル:
- 軽量で安価: ナイロンに比べて安価でありながら、軽量で扱いやすい素材です。
- 耐久性: ナイロンほどではありませんが、十分な耐久性があります。
- 速乾性: 水に濡れても乾きやすく、お手入れが簡単です。
- コーデュラナイロン:
- 高強度ナイロン: ナイロンの中でも特に強度が高く、耐久性に優れています。
- 耐摩耗性: 非常に摩耗に強く、過酷な環境下での使用にも耐えられます。
- 高価: 高強度な分、他の素材に比べて高価です。
- 帆布:
- 丈夫で長持ち: 厚手の綿や麻で織られた生地で、非常に丈夫で長持ちします。
- 経年変化: 使い込むほどに風合いが増し、愛着が湧きます。
- 重量: ナイロンやポリエステルに比べて重いです。
- TPU(熱可塑性ポリウレタン):
- 完全防水: 完全防水性があり、雨や雪から荷物をしっかり守ります。
- 軽量: 軽量で柔軟性があり、動きやすさを妨げません。
- 耐摩耗性: 摩擦にも強く、耐久性も高いです。
ちなみに私の愛用リュックはナイロンです。
撥水加工がされているとは書かれていませんでしたが、突然の雨でも水を弾いて、中まで濡れなかったのはナイロン製のおかげだったのでしょう。
あと、信頼の国内メーカーってのもあるのかな?国内メーカーってのは後から知ったんですけどね。
使用感は、結構手荒に扱っても、壊れる気配は見せません。
帆布の方が丈夫そうだし…と思っていた時代もありましたが、今ではナイロンで十分じゃん!と思っています。
手入れも簡単だしね!
下の写真は、参考になっていただければと紹介する帆布のリュックです。
正直、クソがつくほど丈夫です。
購入したのが中学生くらいの頃なので…40年前くらいですか…。
破れたり、傷んだりほとんどせずに現役です。
容量は20ℓくらいなので、キャンプにはあまり使わず、町使いですが、それでも40年ですからねぇ〜。
長く使えるものはいいですね!やっぱり長い方がいいですね!そう思いませんか?奥さん。
科学の進歩と共にポリ製のバッグも丈夫にはなってきていますが、やはり自然の中に持っていくとなると、ちょっと不安もあります。
以前にハイキングでポリ製のナップザックを使用していた時に、何かに引っ掛けたのか、家に帰って見てみると、底に穴が空いていました。
幸い小さな穴だったので、中の物が落ちるという事はありませんでしたが、使用回数もそんなに多くなかったものだけに、信頼度は少し落ちました。
宿泊が前提のキャンプでの使用となると、荷物も多くなるので、あまりお勧めはできないかなぁ…。
コーデュラとTPUは使った事がないので分かりません。
ごめんなさい。
耐久性は重要!
素材と話が被ります。
時には、雨や風、冬の寒さや夏の暑さ、その他自然環境に耐えなければならないキャンプのリュックですから、耐久性は非常に重要なポイントです。
ただ、こればっかりは実際に使って見ないとわからない!と言うこともあるので、もし、実店舗で購入するなら、店員にしっかり質問する、実際に触って引っ張ってみたり背負ってみたりする。
などは行いましょう。
ネットで購入するなら、しっかりと口コミをチェックすると言うことになりますが、口コミにはサクラも多いので、注意しなければなりません。
Amazonの口コミでサクラなのかどうかを調べるにはサクラチェッカーというサービスが便利です。
ちなみに私のリュックをサクラチェッカーしてみると
う〜ん…え〜と…まぁ大丈夫…多分…知らんけど…。
目安としては、やはり軍需品は安心感があります。
戦人なんてメーカーは自衛隊員が演習なんかでも使っていたりしますし、「ミリタリー リュック」とかでAmazon検索すると、米軍規格のリュックも見つかりやすいです。
また、丈夫さで言えば、山岳登山などをする方々が愛用しているメーカーのものも安心して購入できるでしょう。
有名どころといえば
グレゴリーとかドイターとかザ・ノース・フェイスとかモンベルとか。
他にもたくさんありますので、ここでは紹介しきれないので、一度調べて見てくださいね!
ちなみ、ミリタリー系のリュックと登山系のリュックですが、ミリタリー系はやはり無骨な感じ、登山系は遭難した時に目立ちやすい原色の物が多いです。
まぁ、キャンプに限らずですが、耐久力は重要です。
そう思いませんか?やっぱり耐久力はある方がいいですよね?そう思いませんか?奥さん。
背負い紐やベルトはフィットしそう?
何十キロも歩くようなキャンプをしないのであれば、さほど気にする事はないと思いますが、やはり背負っていて、背負い紐やベルト部分が痛くなるようなものは、あまりお勧めできません。
背負い紐が細いとすぐに肩に食い込んでしまい、激痛が走ります。
ある程度のクッションが効いたものを購入するか、ショルダーパッドなどを取り付ける等した方が良いでしょう。
また、ベルトも肩にかけるベルト以外に、胸元を絞めるベルト、腰を絞めるベルトがあります。
肩と腰のベルト部分はクッション性が良いものの方が、使用時に身体の負担が減ります。
さらに言うと、背負った時に、中の荷物の加減で左右のバランスが崩れてしまう事も多々あるので、左右のバランスをとるショルダースタビライザーなんておしゃれなものがついていると尚嬉しいです。
クッション性と言えば背中のクッションも重要!
クッションがあると嬉しい部分では、ハーネスやベルト以外にも、リュックと背中が当たる部分にも、クッションがあると背負った時に非常に楽です。
リュックに入っている荷物が背中にあたる部分の不快感も減らせますし、夏の暑い日は汗を吸い取ってくれますし、冬の寒い日は暖かさを感じます。
クションがないリュックなら、背中に当たる部分にタオルなどを入れることで、クッション代わりになります。
ちなみに私のリュックにはクッションがついていないので、背中がわのポケットにタオルやグランドシートを入れてクッションがわりにしており、駐車場や駐輪場からサイトまでの距離なら、全然問題ありません。
生地の強さにも注目しよう
テントやシェラフ同様にリュックの生地の強さにも注目した方が、安心してキャンプを行えます。
一般的に生地を編む糸の強さを参考にします。
糸の強さはデニールという単位を使い
- 低デニール(300D以下):軽量で柔らかく、普段使いや旅行に最適です。
- 中デニール(300D~600D):バランスが良く、耐久性もそこそこ。一般的なリュックに多く使われています。
- 高デニール(600D以上):非常に丈夫で、アウトドアや重い荷物を入れる際に適しています。
と言われています。
基本的には600D以上が安心でしょう。
ちなみに、私が使っているリュックのデニールは…あれ?デニールの表記が見当たらない…。
まぁ触った感じ、自衛隊の訓練で使っているリュックくらいの強度はありそうな感じなので、問題なさそうです。
知らんけど。
リュックのサイズも考えよう
背負い紐が食い込んで痛くなる話を書きましたが、リュックのサイズと、あなたの身体のサイズが合っていなくても、背負い紐が肩や身体に食い込んでしまいます。
とはいえ、実際に荷物を入れて背負ってみないと、身体に合ってるかどうかなんて、なかなかわからないもんですけどね…。
こればっかりはギャンブルです。
でも、ギャンブルもロマンですから。
さぁ!あなたもロマンをロマンリュックに詰め込もう!
さて、ここまでリュックを購入する際に、「覚えておいたらええで」と言う事柄をいくつか紹介していきました。
しかし、ロマンのあるリュックを購入しようとして、あまりに紹介した事柄を気にしすぎると、ロマンのあるものがチョイスできないかも知れなくなります。
ロマン派キャンパーとしては、ある程度の事はロマンのために犠牲にしなければなりません。
ロマンのためには犠牲は必要なのです。
ロマンのあるリュックを紹介(個人的意見)
最後に、個人的にロマンを感じるリュックをいくつか紹介していきます。
とは言え、何にロマンを感じるかと言うのは、個人個人で違うと思います。
軽量で多機能なものにロマンを感じる方もいるでしょうし、無骨な感じのモノにロマンを感じる方もいるでしょう。
私は無骨な感じのモノにロマンを感じるので、紹介するのは無骨系になります。
Mardingtop70L リュック 大容量 タクティカル バックパック
無骨な感じで大容量。モール対応で多機能。フロントジッパーで超便利。ジッパーは信頼のYKKを使用。今一番クソ欲しいリュック。突然の雨などにも便利なレインカバーも標準装備!ええなぁ…
YMCLKYオリジナル ドイツ軍タイプ 75Lリュックサック
私が現在使用中の無骨リュック。記事中にも書きましたが、拡張性ほぼ無し!背中のクッションも無し!だが見た目のロマン感は凄まじい!一目惚れの一品。
DD Bergen Rucksack ベルゲンリュックサック
とあるキャンプ芸人も使用しとるらしいとです。リュックです…リュックです…。とにかくこの、ごちゃっとした感じでありながら無骨さを醸し出してる感が良いとです。
ロスコ GIスタイル バックパック
約90ℓの大容量!シンプルイズベストで無骨さは真骨頂!上からズボズボ荷物を突っ込んでいかないといけないので、荷物の入れる順番は考えよう!もちろん背負い紐なんて細くてペラペラ!だがロマンのためならそんなの関係ぇねぇ!キャンプにも不向きっぽいけどそんなの関係ねぇ!
MTミリタリー バックパック
とにかくカッコいい!無骨さよりカッコよさが勝ってるので、紹介するか迷いましたが、ロト7の1等が当たったら絶対買うリュック。だって値段が高いんだもん…。
キャンプリュックまとめ
いかがでしたでしょうか?ロマン感のあるリュックはまだまだありますし、購入時に覚えておくと良いことは、まだまだあるでしょう。
最後に一言、言っておきますね。
ロマンあるリュックをとりあえず買ってから、どうすればいい感じで使えるようになるかを考えるのもロマンだ!
購入したリュックに、いい感じで詰め込めるギアはどれだろう?とか、拡張性のないリュックだが、何かいい感じで荷物をまとめる方法は無いか?など。
キャンプに行かない日に、そんな事を考えるのもキャンプの楽しさであり、ロマンなんじゃあ無いかなぁあ〜?と思います。
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よろしくお願いします。
あと、YouTubeチャンネルでもキャンプ動画とか、あまり面白くない動画などもあげておりますので、見ないで良いので、よかったら登録だけでもしてもらえるとありがいたです。
よろしくお願いします。
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